とよたブログ

【年末年始の診察時間のお知らせ】

年末年始の診察時間が通常診察とは異なるためお知らせします。 12/31(日) 9:00〜13:00 1/ 1(月)15:00〜18:30 となります。 2日以降は通常通りの診察時間となります。 なお、時間外救急に関しては電話にてご相談くださいね。 年末年始は動物たちもいつもと違った生活になりがちです。食生活や生活リズムの変化から体調を崩しやすい時期です。嘔吐や下痢、風邪など様々な体調の変化が起こる可能性が高まる時期ですから、その場合は当院までご相談ください。 今年も残すところあとわずかになりました。歳をとるごとに1年の早さに驚かされます。今年が始まった頃は1年後に豊田にいることも想像していなかったですし、また仕事で大変お世話になり私を鍛えてくださった方々との別れもありました。私はこれまで、環境を変え新たなことに挑戦することで自分の成長を促して来ましたので、今年も少しだけ成長できたかなと感じています。また私生活では息子も生まれ、茶トラのとらぞうもご飯をよく食べ、家族みな健康で感謝の1年でした。 開業して4ヶ月、当院まだまだ始まったばかりの病院ですが、来年もさらに努力を重ね、この地域のワンちゃんネコちゃんの健康を守ることで、皆が幸せに暮らしていけるようにお手伝いをしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

ジアルジア症

私は毎日ワンちゃんネコちゃんのウンチを顕微鏡でのぞいています。下痢の原因を探す目的であったり、検診であったり。ウンチの中には様々な微生物がおり消化を助けてくれています。しかしウンチの中にいてはダメなものもいます。 代表格が原虫(ジアルジア)です。 一見かわいい顔のように見えるジアルジアですが、子犬子猫への感染では、下痢・体重減少・腹痛を引き起こす可能性があります。ジアルジアは動物の腸内に寄生して増殖し、シスト(卵のようなもの)が糞便と共に大量に排出され、何らかの過程で動物の口から入り感染が成立してしまいます。最新の文献では、子犬の33%、子猫の10%が保有しているというデータもあります。 糞便検査については、おそらくどの獣医師よりも多く実施していると自負している私ですが、先日来院した子の糞便検査で、こんなにたくさんのジアルジアが感染している子は未だかつて見たことがないと驚いたので動画を載せます。 画面の中で木の葉状の少し大きいお魚みたいに泳いでいるのがみんなジアルジアです。 ちなみにこの子の主訴は血便・下痢でした。 お薬をしっかり飲ませて、再度糞便検査を行います。顕微鏡でジアルジアが見えなくなっても、抗原検査(院内検査キットがあります)という方法でしつこく探します。症状も落ち着いて、ジアルジア陰性も確認できたら治療終了です。 無症状でも保有していることがあります。 新鮮な便だけ持って来ていただければすぐに検査しますので、 心配な方は私にウンチを下さい。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

陰睾(潜在精巣)

陰睾とは精巣が陰嚢内におさまっておらず、鼠径部(股の部分)や腹腔内にとどまっている状態のことです。 遅くても生後半年までには精巣は陰嚢内に降りてくるのですが、これが降りて来ない子が時々います。ネコちゃんはまれですが、ワンちゃんは比較的多い疾患です。これを放置しておくと、将来的に精巣の腫瘍になってしまうリスクが大幅に上がります。 先日、当院でもワンちゃんの陰睾手術をしました。その子は陰嚢内には1個しか精巣が無く、鼠径部にも触知出来ませんでした。超音波検査にて腹腔内に小さい精巣があることを確認したため、開腹手術を行いました。 腹腔内の精巣は小さいことが多く、また腎臓後方から腹腔内の様々な場所に隠れているため、見つけるのが難しい場合があります。ただ、精巣と繋がる精管という管は膀胱の近くに必ずあるため、それをたどれば精巣が簡単に見つけられます。 無事に手術を終え、1泊点滴入院して元気に退院していきました。 陰睾は病気のリスクが高いため、どの獣医師も強く手術を勧める病気です。 陰睾でお困りの方がいらっしゃいましたら、当院にご相談くださいね。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

健康診断やってますか?

11月よりホームページに健康診断のページを追加しています。 突然ですが、皆さんはお家のワンちゃん、ネコちゃんがどれくらいの速さで歳をとるかご存知ですか? 以下の表をご覧いただくとお分かりになるとおり、 実はワンちゃんネコちゃんは 人間に換算すると1年で約4歳分の歳をとります。 人間ならば法定健診で年に一回は健康診断で体の状況を調べるのと同じように、大切なご家族であるワンちゃんネコちゃんについても、病気の早期発見のために最低でも1年1回の詳しい検査をお勧めします。 「まだまだうちの子は若いし健康だから、もう少し高齢期に差し掛かってからにしようかしら」 とお考えの方も多いですが、若く健康な時の基礎データを知っておくことも非常に重要なことです。 動物医療センター とよた犬と猫の病院では、選べる3コースをご用意しておりますので、どのコースを受けるかは私と相談しましょう。 さらにお誕生日月は10%OFFで受けられます。 年齢を重ねる喜びとともに、是非おうちの子の健康についても意識を高めてもらうきっかけにしていただければ幸いです。 私も、家族ある身(妻・息子・ネコ)として、年1回詳しい健康診断を受けるようにしています。先日は特に気になる症状があったわけではないですが、私の単純な興味から超音波検査とバリウム検査を受けてきました。超音波検査では、エコージェルが温かかったことにまず感心しましたが、画面をガン見しておりましたらなぜか私から見えない角度にされてしまいました。バリウム検査では、バリウムと発泡剤を飲んで二重造影するのですが、げっぷを我慢しながらグルグル回る台にしがみつくのが大変で、何度も

動物たちの生命力

先日、おそらく交通事故にあったと思われるノラ子猫ちゃんが、優しい方に保護をしていただき来院しました。 生後2ヶ月ぐらい、栄養状態が悪くひどく痩せ細りノミの寄生もありましたが、何よりも交通事故によって左側の下あごがぐちゃぐちゃに骨折していました。一般状態が悪かったのでまずは支持治療として点滴や抗生剤投与を行ったところ、少し回復傾向がありました。ただ、顎の骨折のため閉口障害がありましたので、そこをなんとかしないと生きていくことができません。しかし整復もできないほどの粉砕骨折と、骨端が口腔内に露出していましたので、非常に悩みましたが左側の下顎の切除を行いました。どうしても顔面変形してしまいますし、よだれなども多くなってしまいますが、術後から自分でご飯が食べられるようになり、飼い主様の献身的なサポートもあり、すくすく大きくなっています。 こういった子を診させてもらうと、動物たちの生命力には本当に驚かされるばかりです。 私は獣医師として、動物たちの生きる力を最大限サポートするような治療を行いたいと常に思っています。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

風邪の季節です

先日、うちの10ヶ月の息子(晃太朗)が風邪を引きました。元気もあり、ミルクや離乳食もいつも通り食べるのですが、鼻水ズルズル、寝息もゼロゼロ言っています。 すごく心配して小児科に連れていきました。鼻に細い綿棒を突っ込まれて晃太朗くん大泣き。 診断はRSウイルス感染症でした。 シロップ薬と自宅で行うネブライザーを貸してもらい、(奥さんが)頑張って治療しました。今はすっかり元気ですが、子供のことだと本当に心配しました。 ワンちゃんネコちゃんももちろん風邪を引きます。 くしゃみ・鼻水・せき・声枯れ・結膜炎・発熱などが症状となります。 当院では内服薬に加えて、ネブライザー治療、インターフェロン治療も行っています。この2つの治療を内服と併用すると、明らかに回復が早いです。あとは水分と栄養をよくとって、ストレスなくゆっくり休ませることです。 また、風邪の原因ウイルスはワンちゃんもネコちゃんも混合ワクチンに含まれます。 しっかり予防しておくことで、発症しない、もしくは発症しても症状が軽く済みます。 晃太朗くんは今度5本ぐらい一度に予防接種するそうなんですが、ワンちゃんネコちゃんは1本で済みますので、1年に1回のワクチン接種をぜひ行いましょう。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

子宮蓄膿症

子宮蓄膿症とは、子宮の中で細菌が増殖し膿が溜まる病気で、未避妊の犬猫に非常に多く発症します。発情後1〜2ヶ月で発症しやすく、たくさん水を飲む、食欲が無い、元気がない、嘔吐や下痢などの様々な症状を引き起こします。治療が行われないと腹膜炎・子宮破裂・敗血症・DIC等へ進行し、命を落とすこともある怖い病気です。 先日来院したワンちゃんも、元気食欲が無い・お腹が張ってきた・よく水を飲む、という主訴でした。各種検査にて子宮蓄膿症と診断したため、そのまま入院・手術となりました。 手術ではやはり膿でパンパンに膨らんだ子宮が確認され、これを卵巣とともに摘出しました。1週間程度入院し、先日無事に抜糸も終え、炎症マーカーも正常値になり、すっかり元気になってくれました。 性ホルモンに関係した病気がワンちゃんネコちゃんは非常に多いです。 メスは子宮疾患、卵巣疾患、乳腺腫瘍など、オスは前立腺疾患、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫、精巣腫瘍などです。これらは適切な時期に避妊去勢手術を行えば防ぐことができる病気です。 当院では、ワンちゃんネコちゃんの避妊去勢手術は日帰りで行っています。また確実安全な手術を行うために、超音波手術器具を用いて負担の少ない手技で手術を行っています。 ぜひ一度ご相談下さい。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

低血糖症

当院は若いワンちゃんネコちゃんに比較的多く来院していただいています。 先日のワンちゃんは、3か月弱のチワワちゃん(体重700g)。吐いて下痢してグッタリが主訴でした。血液検査をしてみると血糖値が28しかありません(通常は100以上)。 低血糖症です。 緊急性のある状態ですので、そのまま入院点滴です。 若齢小型犬は予備力が無いため、環境の変化による食欲不振や、感染症などの胃腸障害ですぐに低血糖症になります。 緊急的に治療しないと命に関わります。 この子はジアルジアという原虫感染による胃腸障害で低血糖に陥っていました。入院による点滴と駆虫により、今ではすっかり元気です。 子犬ちゃん子猫ちゃんの体調の変化は様子を見てはいけません。 すぐに当院にご相談くださいね。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

獣医師の仕事

獣医師というのは動物病院で犬猫の診察をするというのが一般的には一番イメージしやすいと思われますが、実はこれは獣医師の仕事のほんの一部でしかありません。 もともと、牛・馬・豚などの産業動物の診療をするために獣医師という資格ができました。 昔は馬が人々の大切な移動手段でしたし、また昔も今も安全な食を確保するために多くの獣医師が大動物の診療を行っています。 私たちがいつも安全で美味しくお肉をいただけるのは、それに携わる獣医師や農家さんたちの努力の結果なのです。 また外国から恐ろしい伝染病が日本に入ってこないように検疫の仕事をしている獣医師もたくさんいます。狂犬病が日本では何十年も発生していませんが、そんな国は地球上稀なんですよ。 さらに私たちの生活になくてはならない薬の開発をしている獣医師も多く存在します。医師や薬剤師、生物科学系の研究者たちと協力して、安全で効果の高い薬を作り出しているのです。 また、国や自治体の公務員獣医師として、人々の健康と公衆衛生のために日々努力している獣医師もいます。 私の大学の同級生は1学年30人程でしたが、みな獣医師として日本中で活躍しています。地球規模で仕事をする者もいれば、多くの人々の役に立つ仕事をする者など、スケールの大きな活躍をしており私は皆を誇りに思っています。 私も負けないように、当院に来ていただいているワンちゃんネコちゃんご家族の方々の幸せな生活のためのお手伝いを精一杯していきます。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

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