とよたブログ

食道内異物除去

早朝の診察時間外に電話がなりました。 初診のワンちゃんで、「リンゴを飲み込んでしまい、呼吸が苦しそう、泡を多量に吐いている」とのことでした。状況から考えると、リンゴが食道に詰まっていると思われます。 非常に緊急性が高い状態ですので、すぐに来院してもらいました。 来院時、強いえづき・泡の嘔吐・呼吸苦を認めました。レントゲン検査にて食道の終わり(胃の手前)で閉塞しているリンゴと思われる陰影を認めました。食道全体もガスで拡張しています。 リンゴによる食道閉塞と診断して、すぐに全身麻酔下での内視鏡を行いました。 内視鏡を入れると、すぐに食道内にリンゴを確認できました。 鉗子で摘出しようと試みましたが、リンゴが柔らかくて掴んだ部位が崩れるだけでなかなかできず。 そこで、内視鏡でリンゴを胃内に押し込むことにしました。 無事に胃内に押し込んで終了です。リンゴは通常通り消化吸収されます。 私が夜間救急病院に勤務時代、数多く経験した食道内異物。ワンちゃん達もこれから年末に向けて、普段とは違う食事・生活になる可能性があり、こういったトラブルが増える可能性がありますので、要注意です。 動物医療センター とよた犬と猫の病院 院長 北原 康大

「我が家のリプトン」

こんにちは。動物看護師の下垣です。 朝晩だいぶ冷え込むようになってきましたね。 ハロウィーンも終わり、街路樹も色づいてきてそろそろ紅葉シーズンです。みなさん紅葉スポットへ行かれる予定は立てられましたか?私は家の近所をワンコと散歩しながら紅葉を楽しもうかなぁと密かに思っています。 私のブログにはいつも猫ばかり登場していて家のワンコに申し訳ないので(笑) 今回は我が家の愛犬 リプトン 編です! リプトンは小柄なゴールデンレトリバーの女の子で今年8歳を迎えました。人が大~好きで、大人でも小さな子供でもそっと近付いていって撫でてもらえるのを楽しみにしています。とっても優しい笑顔でいつも癒しを提供してくれます♫ 仔犬の頃から先住猫が居て常に猫と一緒に過ごしてきたので、自分はちょっと大きな猫だと思っているかもしれません。我が家に仔猫を迎えると一緒に遊んでくれますし、眠るときは猫がくっついてきていつも一緒に寝ています。 その姿は本当にかわいらしくて、毎回スマホを取り出してついつい写真を撮ってしまいます… 親ばかですね。 まだまだ若いと思っていたリプトンも今年で8歳。幸い大きな病気をすることなく割と健康に過ごしてこられましたが、これからは今まで以上に健康に気を遣ってあげたいと思っています。大切な家族であり、子供でもあり時には良き理解者だったり、いつまでも元気で一緒に居たいと願っています。 そのためには健康診断は欠かせません。 リプトンは7歳を過ぎてから半年に1回の健康診断で健康チェックをしているのですが、今年もそろそろ時期なので受診しようと思っています! 当院では、3つの健診コースをご用意して

猫とトキソプラズマ

先日、人のトキソプラズマ症に対する新薬の保険適用が日本でも承認された、と言うニュースを見ました。トキソプラズマは人が感染してもほぼ無症状ですが、妊娠中の初回感染に限り赤ちゃんに先天的な障害が出る可能性がある寄生虫です。これを治療できる新薬ということで、私も大変感動しました。 しかし、このニュースに対する人々のコメント欄を見て、私はとても悲しく、また怒りすら覚えました。 「妊娠中に猫を飼うべきではない」 「妊娠が分かったら猫を手放すべきだ」 「妊娠を希望する人が猫と一緒に暮らすなんて知識不足」・・・。 私は、こういったコメントを見て、私たち臨床獣医師の仕事は、動物病院で診療をすることだけではなく、動物に関する正しい知識を伝えていくことも重要であると、心から思いました。 私自身、猫と暮らしていますし、息子が生まれる前から、奥さんの妊娠中も、そして生まれてからも、大切な家族として猫と一緒に暮らしています。人の知識不足から猫が悪者にされるのが、我慢できません。 人のトキソプラズマの感染経路は、 ①生肉を食べること ②感染初期の猫の糞便を摂取すること の2点です。 ①の感染経路に関して、人は生肉を食べますから、無症状なだけで既に感染して抗体を持っている人も多いです。 ②の感染経路に関しては、生野菜などをよく洗わずに食べることで感染が成立するかもしれません。 まずは、妊婦さんは生肉食に気をつけて、また野菜等もよく洗って食べて下さい。 猫に感染させないようにするためには、「生肉を与えないこと・外に出さないこと」たったこれだけです。猫の糞便にトキソプラズマが排出され、人に対する感染源になりうる

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