
リプトンの夏休み!
こんにちは!動物看護師の下垣です。 真夏の厳しい暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか? みなさんもわんちゃんねこちゃんも、しっかり水分補給して熱中症対策していきましょう! 先日、我が家のわんこ リプトンを連れて、岐阜県の板取川へ遊びに行ってきました♬ 10年ほど前から、毎年この時期に友人たちと訪れているのですが、雄大な山々に囲まれて穏やかに流れるこの川へ来ると、心も体もとてもリフレッシュさせてもらえます。 川がすごく澄んでいてきれいで、普段出掛けることが少ない私にとって年に1回の一大イベントとなっています! そして、わんこもOKなバーベキュー施設なので、リプトンも思いきり楽しめます(*’▽’) こちらのバーベキュー施設、以前はわんちゃん連れの方は少なかったですが、最近は沢山わんちゃんを見かけるようになりました。大型犬のオフ会などでも利用されているみたいです!先日もプードルちゃんや秋田犬さんをお見かけしました。 リプトンは人にかまってもらうのが大好きなので、通り過ぎる方々に触ってもらい、名前を覚えてもらって、帰るときには「リプトンまたね!

急性膵炎
急性膵炎とは、膵臓の炎症により消化器症状(嘔吐、下痢、食欲不振、腹部痛など)が引き起こされる病気です。軽症であれば胃腸炎と同じような経過で完治しますが、重症化するとDICや多臓器不全を起こし、命に関わることもある怖い疾患です。 急性膵炎と診断されるワンちゃんネコちゃんが、一昔前よりも増えてきました。 その理由は、血液検査にて膵特異的酵素の測定が可能になったこと、超音波検査機器の性能向上、こういったおかげで、近年比較的容易に診断できるようになってきました。 しかし膵臓原発の炎症なのか、その他疾患(消化管内異物・腹膜炎・腫瘍など)からの2次的な異常なのかは、しっかりと鑑別していく必要があります。 上の写真のエコー所見は典型的な膵炎のワンちゃんです。十二指腸の横の膵臓が黒く写り、その周囲の脂肪や腹膜が真っ白に写っています。また、その他に起こりうる所見としては消化管が拡張したり、波打ったり(コルゲートサイン)します。 原発性の急性膵炎と診断されれば、十分な輸液、確実な制吐、鎮痛剤、そして嘔吐が無ければ早期からの経腸栄養開始など、治療が確立されています。ま