• 北原 康大

猫ちゃんの黄疸


黄疸とは、

ビリルビンという色素が何らかの原因で血液中に増加した状態で、

皮膚や粘膜が黄色く見えます。

主な原因としては、

①赤血球が壊されている

②肝不全になっている

③胆管系の詰まりがある

以上3つに分類されます。

どんな病気であっても、黄疸が出る場合は集中的に治療する必要があります。

今回ブログに取り上げる猫ちゃんも、数日前からの元気食欲低下と、体重の低下を主訴に来院されました。

非常に立派な猫ちゃんで、以前は体重8kgだったとのことですが、来院時は6.5kgまで減少していました。身体検査にて、白眼や耳の裏の皮膚が黄色くなっており、黄疸が出ていることがわかりました。また血液を採取すると、通常透明な血清が黄色くなっていることがわかります(写真)。

この子は各種検査の結果、胆管炎・膵炎(猫の三臓器炎)および肝リピドーシス(脂肪肝のようなもの)の併発と診断しました。

数日間の入院により、黄疸と肝臓の数値の低下が認められました。

とても元気に退院していき、飼い主様もとても喜んでおられました。

当院の動物看護師たちは、動物と飼い主様に対して、愛のこもった看護をしてくれます。献身的に看護をし、また入院中の動物のストレスがなるべく少なくなるようにいろんな工夫をしてくれます。特に肝リピドーシスでは、しっかり食べさせることが重要です。カラーが苦手なこの猫ちゃんには、手作りの布カラーを作ってくれました(写真)。

彼女たちには、院長の私もいつも感心させられます。

当院の自慢の動物看護師たちです。

動物医療センター とよた犬と猫の病院

院長

北原 康大

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