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皮膚科の診療

皮膚のトラブルに悩む動物はとても多いです。

皮膚が痒い、赤い、臭う、フケ、脱毛など。


その原因は様々です。

細菌感染・真菌感染・寄生虫・食事アレルギー・アトピー性皮膚炎、内分泌疾患など。

私たち獣医師は、動物の年齢や犬種、症状の季節性、皮膚の見た目、各種皮膚科検査、血液アレルギー検査、内分泌検査、皮膚病理検査などを組み合わせて診断していきます。


皮膚科の診療は、確定診断がすぐつくものばかりではなく、診断的治療といって飼い主様との協力のもと、内服への反応性や試験的駆虫、除去食試験などを経て、時間をかけながら診断と治療を平行して行うことも少なくありません。そのため、自宅での内服のコンプライアンスや、食事制限の徹底など、動物病院と飼い主様ご家族が皆で協力して、初めて治療が成功するものと考えています。



今回ご紹介するブルドックちゃんは、長年皮膚のトラブルに悩まされており、初診で当院に来院されました。

長年の慢性的な皮膚の炎症のため、赤み・脱毛・感染・皮膚苔癬化など、全てがとても重い症状でした。

上記の皮膚科診療の判断のもと、この子に必要なアドバイスと投薬を行うことにしました。

遠方からいらっしゃっていたため、内服を長めに処方し、1ヶ月後の再診とさせていただきました。



1ヶ月後に再診で来院されると、劇的な改善が認められました。

飼い主様が投薬のコンプライアンスを守り、治療に前向きに取り組んで下さったおかげだと思います。


動物たちのトラブルが改善された時、私は心から嬉しく思います。動物たちと飼い主様が、幸せに暮らしていくためのお手伝いを、微力ながら続けて参ります。



動物医療センター とよた犬と猫の病院

院長 北原康大

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