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ワンちゃんの出産

先日ブログでご紹介した膣スメア検査(※記事リンクはこちら)にて排卵日診断を行ったワンちゃん、無事に妊娠・出産しました!

本当におめでとうございます!!!!㊗️㊗️㊗️

ワンちゃんは安産の動物と言われますが、全てがそうではありません。様々な原因で難産になることがあり、無事に出産するまでは私も昼夜気を張って生活をしていました。

写真は、検診での超音波検査の様子です。

左側のさざ波のような波形で赤ちゃんの心臓の動きを診ています。

2秒間に8回の心拍数ですので、240回/分の元気な心拍数です。

ワンちゃんの妊娠期間は63日。人と比べるととても早く生まれてきます。

そして、出産の12〜24時間前には体温が36℃台まで低下します(平熱は38℃台)。この子も飼い主様に体温を1日複数回測定していただきました。体温下降のピークから24時間が経過しそうであったため、帝王切開の準備をしてスタッフと備えていたのですが、無事に自然分娩で出産してくれました。

動物病院は病気で通うことも多い場所ですが、妊娠出産はおめでとうと言える数少ない分野です。非常に緊張しますが私は好きな分野です。

動物医療センター とよた犬と猫の病院

院長

北原 康大

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