top of page

レッグペルテス

若いワンちゃんが、最近後ろ足を気にする・ケンケンする・挙げていることが多い・びっこを引くなどの症状が出たら要注意です。そのような子は、病院での診察で、片方の後ろ足の筋肉量が落ちていたり、股関節を伸ばすと痛みが出る場合はX線検査が必要となります。

写真のワンちゃんも、数週間続く慢性のびっこが主訴でした。身体検査にて上記所見を認めたため股関節のX線検査をすると、大腿骨頭という部分の変形を認めたため、

レッグペルテスと診断しました。

レッグペルテスとは、若齢・小型犬に多い骨の病気で、大腿骨頭が無菌的に壊死してしまう病気です。進行すると痛み・関節変形・筋肉萎縮により、最悪の場合、歩けなくなりますので早期に手術が必要です。

当院にて大腿骨頭骨頚切除と避妊手術を同時に行い、痛みから解放された今は術後のリハビリを頑張ってくれています。

びっこだけでも原因は多岐にわたり、急性・慢性・内科適応・外科適応・場合によっては腫瘍性疾患などにより命に関わることもありますので、早めの受診をお願いいたします!

動物医療センター とよた犬と猫の病院

院長

北原 康大

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
カテゴリー
アーカイブ
タグから検索
bottom of page