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膀胱結石

こんにちは、獣医師の岡松です。

朝夜は寒い季節になってきました。先日私は風邪を引いてしまいましたが皆様は体調は大丈夫でしょうか?

冬はヒーターやストーブをつける日が出てくると思います。犬や猫が暖房機器で火傷することがありますので注意しましょう。


以前から当院に通院している子で膀胱内に結石があり、定期的に尿道に石が詰まってしまうワンちゃんがいました。石自体は小さかったですが、尿道を度々閉塞するので、手術で膀胱結石を摘出しました。


手術前は膀胱内に2つの小さな石(4−5mm)が2つありましたが、手術にて膀胱を切開し、石を摘出しました。


術後は膀胱内から石がなくなり、尿が出づらいという症状も無くなりました。現在は尿路結石用の食事療法のみで経過は良好です。



摘出した石は非常に小さい物でした。しかし放置して、尿道閉塞により尿が完全に出なくなってしまうと腎臓に負担がかかり腎不全になってしまいます。

また膀胱内の結石は膀胱炎の原因になり、血尿や頻尿が見られる事があります。尿に異常がみられた時はご相談ください。

特に雄猫は尿道閉塞になりやすいので尿が出づらい時は早めにお知らせください。


動物医療センター とよた犬と猫の病院

獣医師 岡松 岳

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