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「黒猫エレのお話」

こんにちは。動物看護師の下垣です。

そろそろ雪が降りそうですね⛄

わんちゃんねこちゃんご家族のみなさんも、暖かくして体調崩さないようにしてくださいね!インフルエンザも流行り始めたようですからお気をつけ下さいm(_ _)m

今回は我が家の黒猫エレのお話です。

私は猫が大好きなのですが、中でも黒猫さんに一番ときめきます。

というのも、それまで犬しか飼った事のなかった私に、猫の素敵なところを教えてくれたのが初めて飼った黒猫でした。その子に出会わなければ私は猫好きになっていなかったと思います。

それまでは、猫は気性が荒くてわんちゃんみたいに触るなんて絶対無理っ!と思っていたのを180度変えてくれたのがその子でした。

元々は主人の飼っていた猫ちゃんでしたが私に懐いてくれて、一緒に過ごした10年で気持ちが通じるようになっていきました。その子は18年間、一所懸命生きて、今はお空で私たちを見守ってくれています。猫を知らなかった私に色々な事を教えてくれて、心から感謝していますし、本当に本当に大切な子でした。

その子が居なくなってから私はもう一度黒猫と暮らしたいという想いがどんどん強くなっていきました。

そして数年後、ついに黒猫さんと運命的な出会いをします♬

その子が「エレ」です。

エレ①

ある日、産まれて間もない仔猫を保護し、頑張ってミルクを飲ませて育ててくれて、健康チェックに病院へ連れて来られた方がいらっしゃいました。飼いたいけれど事情により飼うことが難しいので里子に出されるということでした。

まだ目も開いていない、小さな小さな黒いふわふわした手のひらサイズのその子を持たせてもらった瞬間に、私は「もらってもいいですか?」と聞いていました。

もちろん主人には事後報告でしたが快く了承してくれて、エレはそんなご縁で我が家の一員となりました。

お仕事では目も開いていない仔猫に遭遇して、保護主さんにミルクの指導をすることもありましたが、実際にミルクから仔猫を育てたことはなかったので、3、4時間おきにミルクと排泄させることがこれほどまでに大変だとは思いませんでした…

エレの排泄

エレのミルク

なかなかタイミングが合わずに上手くミルクを飲んでくれなかったりすると心配になり、毎日体重が増えているかドキドキでしたがすくすくと順調に育ってくれて、今では約5㎏の立派な黒猫さんに成長してくれました!

今のエレ

弟のロボの面倒も誰に教えてもらったわけでもないのにちゃんと見てくれて、良いお兄ちゃんしてくれています。自分が小さかった頃にみんながそうしてくれたことを覚えているのでしょうね。そんな姿を見るととても微笑ましいです。

これからも兄弟仲良くみんな健康でいてほしいと思います。それから、いつも癒しをくれてありがとうと言いたいです。

いつものお礼を込めて、クリスマスと大晦日お正月はごちそうのウェットフードをみんなにあげたいと思います♬

みなさま、今年も一年、当院を信頼して来ていただき本当にありがとうございました!

また来年もわんちゃんねこちゃんとみなさまの元気なお顔が見れると嬉しいです♪

それでは良いお年をお迎えください☆

下垣家のネコたち

動物医療センター とよた犬と猫の病院

動物看護師

下垣 弥生

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